ヘアメイクと旅。はじまります。
MAKE TO LIPはじめまして。
ヘアメイクの加藤恵です!
haco!とはhaco.のころから撮影やコラボ商品を作って頂いたりとお世話になっていたのですが
まさかまさかこのようなコンテンツを持つことになるとは……
そして文章力があれですが……
楽しみつつ書いていけたらなぁと思っております!!
普段は雑誌、広告、カタログなどでモデルさんや女優さんのヘアメイクをしています。
そういえば10年目のタイミングでメイク本を出しました!!
こちらでーす!!
タイトル『カジュアルな大人メイク』
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ヘアメイクの仕事ってどんなことするの?って方も多いかと思います。
簡単に説明すると…(本当に簡単!)
例えば、雑誌の企画では洋服やシチュエーションに合わせてヘアメイクを考えたり。
CMや広告などでは監督、AD、クライアントさんの要望を聞きながら、思い描いている絵に近づけるようにしています。
現場では毎日沢山の刺激がありつつ、自分を表現していくことが楽しくもあり、ステキなお仕事なんです。
もちろん技術も必要ですが、感覚的なところが多々あるので、たまにインプットしないと自分の中がカラカラになってしまいます…
そんな時!!
私の中でのインプット&リセット方法第一位が「旅」なんです。
計画をあまり立てずに、思うがまま好きな場所にひとりで行ってしまいます。
もちろんスムーズに行かず大変なこともあるけど、それ以上に沢山の刺激と出会いがあります♡
人の優しさに存分に触れてジーンとし、違う文化に触れて新しいことをまなぶ。
その旅での刺激や出会いが、気がつけば次の仕事に自然と生かされている場合も多いです。
だから、旅はなかなかやめれない!!
最近では、ミャンマーの山岳民族に会いに行ってきました。
もともと民族衣装が好きで着ている姿を見るとものすごくドキドキします!!
ミャンマーという国も、雑誌で特集をみて、なぜか惹かれてずっと気になっている国でした。
行くって決めたときに「山岳民族のトレッキング」というものがあると知り、
思わず現地ガイドを雇って行ってきてしまいました。
アカ族のお母さん。
結婚すると旦那さまに頭の飾りを着けてもらい、寝るときもこのままらしい。(寝やすいように後ろが平らになってました…)
アカ族の民族衣装。
カラフルな色と繊細な刺繍がたまりません♡
試着させてもらいましたが結構な重厚感でした!
お歯黒文化のエン族。
他の民族より人数がとても少なく、集落もコンパクトでした。
笑顔のステキな最年長のおばあちゃん。
黒い衣装とジャラジャラアクセサリーが洒落てます。
全ておばあちゃんの手作り。
山奥にあるエン族の集落。
造りは高床式になっていて、下で家畜を飼っている家も多かった。
腰機という機械で機織りをするパラウン族。
優しい色使いのストールや布を織っている。
パラウン族の衣装の特徴は赤い巻きスカートと腰にはめているベルト。
お世話してくれたガイドのDominicさん。
このバイクで悪路の中、村を回ってきました。(前日が大雨のため山道はグジャグジャ…)
彼の丁寧な運転とわかりやすい英語で満足満足のトレッキングが出来ました!
今回は思わず旅のことを多く語ってしまいましたが、ヘアメイクのお仕事関係のコト(外側のわたし)、ふらっと行ってしまう大好きな旅のコト(内側のわたし)をかたちに出来ることがとても嬉しいです!!
どうぞこれからお付き合い頂けたらなーと思っております。
実はタイトルの『MAKE TO LIP』も”MAKE”と”TRIP”(旅)をかけたものになっているんですよ!
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そうそう、先日、この記事を書かせてもらうきっかけとなった、MAKORIさんと一緒にやったhaco!のお仕事があります。素人のスタッフさん(初めて会う人も!)の悩みや野望に沿って仕上げるのは、またいつもと違った緊張感があって、なかなかやりがいのある(というか大変な)仕事でした。
終わった後、MAKORIさんと魂が口から抜けるくらい疲れたねー・・・・・・なんていいながら、お酒を飲んで乾杯したのも思い出です。