なにもしらない画廊 ④しらん氏だけど知ってた【作者・アンディ・ウォーホル】
なにもしらない画廊お久しぶりです、こんにちは。
しらん氏です。
今日は、しらん氏なのに、知ってたアーティストのご紹介。きっとご存知の方も多いはず!
こういう作品、みたことないですか?
マリリンモンローのこんな感じのやつとか、
《マリリン・モンロー(マリリン)》1967年紙にスクリーンプリント 91.4×91.4㎝ アンディ・ウォーホル美術館蔵
キャンベルスープのこんなやつとか。
《キャンベル・スープⅠ:チキン・ヌードル》アンディ・ウォーホル美術館蔵
そう、アメリカのポップアートの巨匠、アンディ・ウォーホルの作品です!ポップアートや彼について、しらん氏が説明しようにも、ウィキペディアには全く及ばない!ということで、引用させていただきます。ご存知ない方はこちらをご覧ください。
・「アンディ・ウォーホル」(2018年8月3日 (金) 08:17)『ウィキペディア日本語版』
・「ポップアート」(2018年8月20日 (月) 05:07)『ウィキペディア日本語版』
とってもすごい人です。
今回紹介する、彼の作品がこちら!
花です。こちらはアンディ・ウォーホルの代表的な作品なので見たことある人も多いのでは?今回見つけた花は、赤の花とこちらの青の花のポスター。
派手な色彩で同じ図版を大量に生産できるシルクスクリーンの技法を用いて、大量にいろんな色で刷ったようで、この花の作品にはいろんなカラーがあります。
シルクスクリーン印刷は簡単に言うとプリントゴッコみたいなもので、1つ版があれば誰もが簡単に制作できる量産に適したもの。ファクトリーと呼ばれる工房で若者を雇って、意図的にプリントをずらしたり、インクをはみ出させたりしたようです。よーく見ると、赤と青とでプリントがずれていることがわかりますよね。
そういったやり方で、アメリカの資本主義や大衆文化のもつ大量消費、非人間性、陳腐さ、空虚さも表現しています。
アンディ・ウォーホルが作品のモチーフにしたのは有名人やキャンベルスープなどの有名普及品が多いのですが、この作品はモチーフが花なのでインテリアとしても取り入れやすそう。
次に紹介するのはこちら。
彼のポートレイトとサインがレイアウトされたポスター。彼自身、自分の顔を作品として発表しているので、「なんか見たことあるな」と思った方もいるのでは?
こちらのポスターの下側に、GALLELRY360° と記載があります。実はしらん氏、こちらのギャラリーに行ったことがあったので、GALLELRY360°さんにポスターの詳細を尋ねてみました!
するととても丁寧に、詳細を教えてくださいました。
1985年にGALLELR360°さんが制作・発行されたもので、ポスターに使用された写真は、1974年に東京八重洲口にある大丸デパートでウォーホル展(朝日新聞社主催)が開催され、ウォーホルが来日した際に、アサヒグラフの依頼で密着取材をしたカメラマンの羽生春久さんが会場入口で撮影したものらしいのです!
こんな詳細が知れてびっくり!東京で撮影されたものと聞いて、急に親近感わいてしまいました。
ピンク色のサインはプレポップ時代(ウォーホルがシルクスクリーン技法を多用する前の作風の時代)のもので、ウォーホルのサインですがポスターのために描いたものではなく、デザインはGALLELRY360°のアート・ディレクターさんが手掛けたものだそう。
こちらのポスターを制作・発行された
GALLELRY360° さんのホームページはこちら>>
Instagram Gallery360˚
Facebook Gallery360˚
GALLELRY360° さんのInstagramを拝見するとアートをどう飾れば素敵な空間になるか、たくさんのヒントが散らばっています。今回販売している花の色違いもレイアウトされていますね。
花も、ポートレイトも枚数に限りがありますので、気になった方はお早めに!
アンディ・ウォーホルと同様、ポップアートの巨匠と言われるロイ・リキテンスタインの版画もこちらで販売しています!>>
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次回のなにもしらない画廊はクリスマス前に、お子さまにぴったりなアートをご用意しています。お楽しみに!