(I Can Get)Satisfaction コーヒー・クレイジー
(I Can Get)Satisfactionこんにちは、
編集者の安達 薫です。
コーヒー中毒者です。
朝目覚めたら、まずコーヒーを淹れて
眠る前でも飲みたくなったらコーヒーを淹れます。
(飲んでも眠れるのです。)
誕生日に
直火式のエスプレッソメーカーをいただいて
自分の極度のコーヒー好きを再認識しました。
それがこちら。
これでエスプレッソを淹れたときは、
お湯を足してアメリカーノにしたり
牛乳を足してカフェラテにしたりして飲みます。
コポコポと湧いたときの音がかわいいんです。
両親ともコーヒーが好きで、
いつも朝にはコーヒーの香りがしていました。
なのに、私が初めてコーヒーを飲んだときのことが思い出せないのがくやしい。
1人暮らしを始めてから、
しばらくはパックのドリップコーヒー。
それからネスプレッソというカプセル式のマシン。
なんとなく、こだわりなく、
ただコーヒーが飲めれば満足していたのですが、
数年前、『MAISHA』という雑誌で
コーヒー特集の編集を担当して変わりました。
『MAISHA NO.10』(2013年発行)
ケメックスのワークショップに参加し、
取材してから
どっぷりとケメックス派に。
淹れ方によっていろいろな美味しさがありますが、
私はケメックスで淹れたコーヒーが大好き。
それからはこちらがいつもの
コーヒーメンバーです。
最初は豆を毎日ハンドミルで挽いていたのですが、
だんだん面倒になって(笑)、
最近はお店でペーパードリップ用に
挽いてもらっています。
豆は、特別なものではなくて
カルディや成城石井の大パックのもの。
苦味が強く、酸味が少ないものを選びます。
(一度、豆を切らしてコンビニで調達したら
舌に合わなかったので、
それからはこの2軒ばかり。)
ドリップでコーヒーを淹れる時間、
ぽたぽたとコーヒーが落ちるのを見るのが好きです。
でも、時にはコーヒーが落ちるのを待つ間、
本を開くこともあります。
(そのための本をキッチンに常備しています。)
コーヒーと相性のいいものといえば、
白いマグカップ、
晴れた朝、
焼きたてのパン、
翻訳小説、
懐かしい味のスイーツ、
食後の満たされたまったり感、
行き詰まった原稿執筆、
恋人との会話。
美味しいコーヒーが傍らにあると
さらに心が弾む瞬間ってありますよね。
朝のコーヒーを楽しみに眠るのですが
そのコーヒーを美味しいと思うかどうかで
健康状態を知ることもできます。
体調が悪い時や、二日酔いの時は
コーヒーが苦いお湯にしか思えないんです。
こんなに好きなのに、不思議!
コーヒーが出てくる小説で好きなのが
『体の贈り物』の一編。
レベッカ・ブラウン著/柴田元幸訳
(新潮文庫)
シナモンロールが食べたくなるのと同時に、
胸が切なさできゅっとなります。
もう1冊は、古本屋で出合った
『珈琲記』黒井千次著(紀伊國屋書店)。
コーヒーのエピソードが綴られたエッセイ。
コーヒー好きな人の、コーヒーとの付き合い方って
とても興味があります。
それが憧れの職業の方なら、なおさら。
また、装丁も
コーヒーが飲みたくなるデザインなんですよ。
でも、いまだにコーヒーが飲めさえすれば満足で
コンビニやファストフード店のものも好きだし、
海外のホテルの部屋にあるインスタントでもOK。
完全に中毒者です。
そんなコーヒー・クレイジーのための、
コーヒーがきっとさらに美味しくなる
コーディネートを考えました。
私のインスタはこちらです>>