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今きみに捧げたい”LOVE&PEACE”プロジェクト
2020.01.28

今きみに捧げたい”LOVE&PEACE”プロジェクト

LOVE AND PEACE PROJECT

去年の終わりに、アフガニスタンではとても悲しい事件がありました。
私は、アフガニスタンとタジキスタンの国境付近の住民の生活改善のための
共同プロジェクトの検討のためにタジキスタンにいて、そこで訃報を聞くことになりました。

実際に中村医師とも接してこられたJICAアフガニスタン事務所の方とも一緒にいて、
これだけアフガニスタンに貢献してきた人にこんな事をするなんて、
支援や援助なんて意味がないんじゃないか、という話もしました。

でも、中村医師は、関わってきた関係者がそういう気持ちになることを
望まれるだろうか。遺志を継ぐとはどういう事なんだろうか。

事件の後、アフガニスタンでは様々な団体が中村医師の肖像画を
壁に描いたり、飛行機の羽に描いたりすることで彼の偉業を讃えていました。

そんな中、昨年度にLOVE&PEACE基金の拠出対象となった
Gahwaraから、彼の偉業を絵本にしてこどもたちに配りたい、という
オファーが届きました。

※Ghawara代表のマハディさんから届いた絵本のイラストの素案

私たちはすぐにそのオファーを受け入れました。
アフガニスタンの国民から、そのオファーが出ていることを信じたい。
絵本を呼んだアフガニスタンのこどもたちが大きくなった時に、
本当に平和な国を築いていってもらいたい。
遠く離れた日本という国のひとりの医師がアフガニスタンで成し遂げようとしたこと。
灌漑設備を通じて、命の水を通そうとした医師がいたこと。
私たちはアフガニスタンに入ることは出来ないけれど、
その事を伝えていく事や支えていく事は出来るかもしれない。

まずはアフガニスタン国内でその気持ちを支えるお手伝いからはじめて、
その後、日本や世界でその出版をお手伝い出来るかもしれない。

私たちにできること。
みんなの力でできること。

2001年スタート当初より、ラブアンドピースプロジェクトが掲げているテーマです。

 

フェリシモスタッフGNDがFELISSIMO COMMUNITY SQUAREでまとめてくれている記事はこちらから