LOVE AND PEACE PROJECT 2021 基金の拠出について
LOVE AND PEACE PROJECT「ラブアンドピースプロジェクト2021」にご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
「ラブアンドピースプロジェクト2021」で集まった基金、および寄付金総額は1,796,900円(2022年7月末時点)となっております。
2020年、2021年は未曾有のパンデミックに世界中が混沌とした2年間となりました。
アフガニスタン支援に関しても、引き続き複雑な状況が続いており、
インドのこどもたちの教育支援に関しても、なかなか現地に入れない状況が続きました。
お金をお渡ししたとしても、しっかりと現地で困難に直面している人たちに行き届く対応が確証されない限り、
みなさまからお預かりしている基金を安易に拠出することは出来ません。
物流が断絶したり、人流が制限されている中での支援活動の難しさを改めて実感した2年となりました。
対象の2地域に関しましては、引き続き継続して支援の内容を協議して参ります。
そんな中、今年の2月にウクライナ事変が発生しました。
日々放送される衝撃的な映像は、日本にいる私たちにも強い衝撃を与えましたし、
今もなお戦闘状態が継続しています。
いま、まさに目の前でこどもたちの未来が奪われている。
ラブアンドピースプロジェクトで、何か出来ることはないだろうか。
しかしコロナ禍の物流、人流の制限に加え、物理的に戦争が起きてしまっている地域への支援はさらに難易度が高く、
ウクライナの人と対話をしても、ATMからお金をおろすことも出来ないし、
お金があっても小売店にモノが並んでいないので買うことも出来ない、と言われました。
世界では、たくさんの支援金の表明が発表されていましたし、
それらはきっと復興に向けた大きな力になっていくと思います。
しかし、いま、困っている人に対して何か出来ないのか。
お金を拠出して、しっかりと現地に物資を届ける方法はないのか。
模索する毎日の中で、ひとりの日本人との出会いがありました。
ポーランド在住のポーランドのワルシャワ日本語学校の教頭である
坂本龍太朗さんです。
坂本さんは、ポーランド側から支援物資をウクライナへ搬入し、
同時にウクライナからの避難民の受け入れを続けておられました。
まさにいま、危機に直面している方たちへの直接支援を行っておられたのです。
共通の知人を通じてすぐにコンタクトを取っていただき、
あらためて現時点のウクライナの惨状をお聞きし、
今すぐ医療物資の支援を必要としている、ということから
8/25に緊急拠出を実施しました。
当面の間、彼と蜜に連携を取りながら、ウクライナへの支援を継続、拡大してまいります。
「ラブアンドピースプロジェクト2021」でご参加いただいたみなさまに、
改めまして、心より感謝申し上げます。
今年も、こどもたちのしあわせな未来のため、特にウクライナで困難に直面しているこどもたちのため、
プロジェクトがスタートします。
ぜひ、ご参加いただけるとうれしいです。