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ウクライナ国内への医療物資支援(LOVE AND PEACE PROJECT 2021 基金の拠出について)
2022.11.30

ウクライナ国内への医療物資支援(LOVE AND PEACE PROJECT 2021 基金の拠出について)

LOVE AND PEACE PROJECT

「ラブアンドピースプロジェクト2021」にご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

集まった基金の一部を「フェリシモこども基金」として、ポーランドのワルシャワ日本語学校の教頭で、医療物資の支援を必要としている坂本龍太朗さんへ、2022年8月に210万円を拠出しました。

ラブアンドピースプロジェクト2021基金の拠出について の記事はこちら >>

坂本さんより、基金からの支援活動レポートが届きましたので、下記にてご紹介いたします。


緊急医療パック266セットをウクライナへ届けました
 ▲医療物資を届けたウクライナ西部の避難所にいるこどもたちの様子

当初予定をしていた210セットより56セットも多く、医療セットをウクライナへ届けることができました。これは「救える命を救う機会」が56セット分も増えたことを指します。

「フェリシモこども基金」からご支援をいただいた頃は、ウクライナでは医療物資不足が深刻でした。
同様にポーランドでも品薄状態が続いていたため、11ある搬入元から医療物資をかき集めました。

▲集まった医療物資

そのようにして集めた物資は、さまざまなルートでウクライナに搬入し、その後は民間人避難車両、救急車、病院、避難所などに配られました。

実際にウクライナ北東部にあるハリキウでは、「車に備え付けてあった医療物資のおかげで、ロシア軍によるミサイル攻撃で負傷した人の命がつながった」との連絡も入っています。

10月も終わるころになると、ウクライナから「医療物資の不足状態がある程度全土で解消した」という知らせが入りました。これはうれしいニュースではありますが、こうなるまでに8ヵ月もの月日がかかり、それまでは「医者がいても医療物資が足りず、救える命も救えなかった」というケースが数多くあったことを忘れてはなりません。

▲医療物資を届けたウクライナ西部の避難所にいる子どもたちの様子


■ウクライナ国内への医療物資支援
実施場所:ポーランド ワルシャワ市/ツェレスティヌフ郡
実施期間:令和4年8月1日から支援物資搬入完了日(9月末を想定)まで


支援者のみなさま、このたびはご協力いただきありがとうございました。

今後も現地の人々が、おひとりでも多く生き延びることを支援に託し、戦後の復興につなげていきたいと考えています。
インフラをはじめとするライフラインの復旧にはかなりの時間を要しますが、引き続き息の長い支援を呼びかけていく所存です。

ウクライナはこれから厳しい冬を迎えることになります。
そのため、発電機をはじめとする防寒機材の搬入支援を計画しています。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。(坂本 龍太朗さんより)

▲坂本さんと現地のこどもたち


■ウクライナ国内への物資支援(越冬のための防寒着・発電機)
実施場所:ポーランド ワルシャワ市/ツェレスティヌフ郡
実施期間:令和4年11月から支援物資搬入完了日(12月末を想定)まで


坂本 龍太朗さんのその他の支援活動(Facebook)はこちら >>

支援報告VOL.2の記事が公開されました!

「ラブアンドピースプロジェクト」にご参加いただいているみなさまへ
改めまして、心より感謝申し上げます。
ウクライナではこれから厳しい冬を迎えることから、より厳しい日常が想像されます。
引き続き、坂本さんと連絡を取り合いながら、継続的な支援を続けてまいります。

今後も、こどもたちのしあわせな未来のために、また、みなさまに
楽しんでいただけるプロジェクトにしてまいります。

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