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どんどん生み出すhaco!のパッションまとめ


LOVE PEACE PIECE 特別対談 ハートマーケットさん
2023.07.03

LOVE PEACE PIECE 特別対談 ハートマーケットさん

世の中にハートを増やす取り組みをはじめたら
HEART MARKETさんと繋がった!
両社が想い一致したのは、”大切な想いを伝え合える社会”を目指したいという気持ち。
想いをハートにしたためて「世界ハート化計画」広がっていきます!

バイヤー

あきちゃん

入社20年目
吉見さんと同じ店舗に販売スタッフとして入社。
店長、人事を経て、現在はバイヤーとして商品開発を担当。
商品作りに携わる一方で、週に一度のインスタライブでお客様に商品をお届けするお手伝いもしている。

ハートマーケット本部 本部長

吉見弘太郎

入社歴21年
5回の面接を経てバイトとして入社。店長、MG職を経て本社勤務に。バイイング、人事の経験から現在に至る。
HEART MARKET=心の市場が世の中に広がっていくことを夢見る42歳。
haco!との出会いのきっかけを作ってくれた人。

ハートマーケット

1993年創業 今年30周年のカジュアルファッションブランド。
アパレル業界を長く続けてきた社長が『もっとお客様のことだけを考えたブランドがあってもいいんじゃないか』と思い立ち「ハートマーケット=心の市場」という屋号のもと一念発起。
現在は関東を中心に全国約40店舗のショッピングモールで店舗展開している。

――出会いのきっかけを教えてください。

もともとhaco.時代から知っていて、コンビニでもカタログを買ったこともあったんです。
最近たまたま共通の知人からhaco! をおすすめしてもらってサイトをのぞいてみたら「ハートの企画やってるじゃん!」って。そこから声をかけさせてもらいました。

ah! としてもこの活動をもっと大きく広げていこうというタイミングだったんですよね。
ただ、声をかけてもらった時はあまりに思いが一緒すぎて、吉見さんもいい人すぎて、騙されてるんじゃないか?と疑っちゃいました(笑)

おさよから聞いた時は素直に「やったー!」って言ったよね。
ah! を始めた時、ハートを増やす活動がどういう答えになるかはわからなかったけど、とにかく世の中にハートを増やしたい、と思っていた。
そしたら”ハートマーケット”という名前のところから声がかかって「そんなことある?」って(笑)
店舗とWEBという立場で、何ができるんだろう?と考えながら、とにかく嬉しかったですね。

まずハートマーケットさんの店舗に行かせていただいて、働く人たちの生き生きした笑顔とお客さんとの距離の近さに驚きました。
普通のお洋服屋さんのイメージよりずっと近い。
この距離感はhaco! もずっと目指しているもので、私たち本当に似てるんだなってわかりました。

そうですね、お客さんとの距離や声はいつも本当に近くに感じています。
コロナ禍になってお客さんが店舗に来れなくなってしまった時も、少しでも動画で伝えられることがあればとインスタライブをはじめたんですが最初は慣れなくて。
社長に相談した時に「正直になんでも答えたらいいよ」と教えてもらってから直接会えなくてもお客さんと近くなる方法はあるんだって思いましたね。

あきちゃんは店舗から店長を経てバイヤーの統括になられたとのことで、売る立場から作る立場になったいま、お客さんとの距離は変わりましたか?

心の距離はずっと一緒ですね。
ただ、どうしても作る側としてお客さんの声を直接聞く機会がなくなると、時々『いま、何目線で作っているんだろう?』となる瞬間もあります。
だけどそういう時は店舗にも立って原点に立ち返ります。

それってすごいことですよね。
ファッション業界って、どうしてもトレンドがあったりメディアがあったり、情報を上から下に流すような構造が多いから。(映画「プ◯ダを着た悪魔」参照)
僕たちも商材としてはファッションを扱って来たけど、業界は通販としてやってきたから、ある意味その違いはずっと悩んだり意識し続けてきました。

ハトマさんは社長の思いを社員も一心に受けて、ブランド当初からお客様目線で変わらずやっていけることはすごいと思います。

宝だなと思いますね、お客さんも、お客さんとのこの距離感も。

お客さんの誕生日をお祝いするインスタライブもなかなかないですもんね。
たまたまお客さんからのコメントに「おめでとう!」と答えるかたちで始まったんですけど、今では毎週必ず『今日誕生日です!』ってコメントが来るようになったんです。
それからは、今日はどうやってお祝いしようかな?と考えるようになって。
もう、売ろう!っていうより、お客さんとお話しする場というか。

そこだね、シンパシー感じたの!
大事にしたいところも、本当にそこ。

ただ逆を言えば、売るってことが下手なんですよね。
アピールすることが下手。

それもわかります。
ラブアンドピースプロジェクトもah!でも、いいことしてるでしょって顔をしたくなくってどう伝えれば良いのかずっと難しかった。でも最近、もっとちゃんと伝えたいな、広がらないと世界変わらないなって思っていて。
そんな時に、いま、一緒に広げていける仲間ができて本当に嬉しいです。

――haco!とハートマーケットで広げたい「ハート」ってなんでしょう?

お洋服を扱いながらも、お洋服がどんどん「早く、安く、たくさん」になっていく流れに悩む中で、「早く安くたくさん広げたいのはハートなんだよなあ、とah! の企画を始めて。でも、単にハートグッズ屋さんになりたいわけじゃなくて…

むかし店長会議をしたときに「愛ってなんだろう?」って質問を社長から投げかけられてみんなで考えたことがあったんです。
そのときに「ありがとう」とか「愛してるよ」とか心が震えるようなワードって日々触れていたいのに、なかなか小っ恥ずかしくてそれを伝えられないなと思って。

そういうことを当たり前に言い合える安心安全な経済圏を作っていくのがハートマーケット=心の市場になるんじゃないかなって思ったんです。

なるほど、確かに誕生日プレゼントとか、もらう瞬間も嬉しいですけど、自分のために考えたり選んでくれたりしてくれたのかな、と思うとすごく愛を感じますね。モノの前にある思いというか。

その心の市場を作っていくのって、個人レベルじゃ難しいな…
でも、自社でやっていくだけっていうのもどうなのかな?って思っていて。
だからこの取り組みをきっかけにそういう市場を作っていけたらいいなって思いました。
最終的には、8/10(ハートの日)を祝日にしたいですね。大切な人と過ごせる日に。

――「世界ハート化計画」まずは両者でお洋服を扱うところからスタートします。

そもそもブランドが他のブランドの服を売るってなかなかないですよね。
まずそれがハートフルだなって。

でもhaco!のお洋服をみて『わー、うちだー!』って思いました。
ハートマーケットでもハートがついたお洋服がたくさんあるんですが、女の子っていくつになってもハートにわくわくするんだなって感じるエピソードが店頭でもたくさんあって。
でもah!の”ハートにくびつっこむ”なんて案なかなか浮かばなかったからすごいなー!って思いました。

ほんとそう。
うちもハートマーケットさんを見て『うちだー!』って思うことたくさんあって。
それはうちがやらなあかんことやったな、作らなあかんものやったなって。
でもそれがお互いの知見を足したら両方できる。

――8/10のハートの日には、まさにお互いを足しあった、コラボ商品も発売されますね。

自分が着て”可愛い!”って思えることはもちろん、誰かとのコミニケーションが生まれるようなアイテムになっているので、ここから自分と、誰かと、を感じて愛を伝えることができるような企画になればと思いますね。

ハートマークを見た時に言葉がいらない共通言語になったらいいですよね。
お互いにハートのグッズを売ることが目的ではないけど、ハートのグッズを売ることでその気持ちが伝わっていくなら、作ることも本望だし。

――さらにhaco!が23年続けてきた9/11のラブアンドピースプロジェクトでも、今年はhaco! WEBとハートマーケット店頭でチャリティー企画を行うことが決定しています。

haco.時代はカタログがあったので、季節に一回、考えていることを印刷してたくさんの人にお知らせすることが出来たのですが、WEBになるとアクセスしてくれる人にしか伝わらないってのが悩みだったんですよね。
お洋服を通してたくさんの人に伝える手段は、どうしても”トレンド”とか”メディア”とか、そこを使わないと、その人たちに気に入ってもらう書き方をしないといけないっていう感じで。

でも、今回のハートを増やそうぜ!って想いは、上から下に広げるようなことじゃなくて、みんなで、今日から大事な人に向けて広げていくべきことだなって思うんです。

『ハートの日だから愛してるって言おうよ!』
『ラブアンドピースのプロジェクトで愛と平和を考えようよ!』って東京のどっかの店舗でいうよりも、全国のショッピングモールで買い物を楽しむお客さんに伝えた方が明らかにたくさんの家庭でその想いが広がると思う。これまで単独で発信して来たことが、今年はいきなり全国で同時に発信できる。そこは胸アツですね。

――9月以降も継続して取り組みは続いていく予定なんですよね。

両者の取り組みから、うちもうちもっていろんな方や会社が参加してきてほしいですね。
会社も、お洋服屋さんだけじゃなくって、お豆腐屋さんとか… 全然違うところも一緒にできると嬉しい!
誰かを大切に想う気持ちを日々伝えたいって、誰が参加してもいいし、いろんな人が参画するから意味があると思う。

haco!との出会いで、誰かを想う気持ちへのスケール感が大きくなってきたんですよね。
これまでハートマーケットの理念はLOVE AND SMILEだったけど、haco! のLOVE PEACE PIECEって理念を知って。平和のことや、そこにいる個人のことにも向き合っていきたいなって。

いつかの会議で「夢はなんだろう?」と話した時に「夢は世界平和だね」ってなったことがあったんです。その時はまだぼんやりでよくわからなかったけど、自分のしていることが誰かのためにつながって、それが世界平和にもつながるって。
そういうことをこの計画を通して知れると、たくさんの人の人生の見え方が変わる気がします。

haco!の親会社であるフェリシモの創業者の教えは、”自分だけに閉じるな、どんどん開け”だったんですよね。自分たちだけが良い思いできればいいんじゃなくて、もってるものはシェアしようぜっていう。
「みんなで」って、言葉でいうと簡単なんだけど、実際やるとなったらみんなが主体的に物事に取り組むって本当に大変なことで。でも、それを真剣に取り組んでいきたい。そして今後haco!でもハートマーケットでもない何かがまた新しくできるのかもしれないし、社を超えた取り組みになっていきたいですね。

――これからの両者の取り組み、そして世界ハート化計画の広がりに、ご期待ください!
そして『何かしたい』と感じた方はぜひこの計画にジョインしてください。

LOVE PEACE PIECEの想いに
賛同してくださった方々と
さまざまな取り組みをスタートしています!